はじめまして、Yoshikoと申します。
私は2019年9月~2020年8月末までの予定で、台北の国立台湾師範大学国語教学センターに留学しています。
まだまだ続くと思っていた留学生活も気が付けば残りわずか。
1年間の留学生活のあれこれを振り返ってご紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
台湾との「偶然」の出会い
わたしはもともと「旅好き」ではあったのですが、家の事情で3年ほど旅行をしない時期がありました。
もろもろ落ち着いた後、急に訪れた3連休。久しぶりの、どこに行っても、なにをしてもいい時間!
漠然と「遠くに行きたい」と思い、旅行代理店にふらり。
お店の方に予算と日程、一人旅であることを伝えたところ、お勧めされたのが台湾でした。
それまでの旅行は、国内も含め、つねに学生時代からの友人と一緒だったのですが、社会人になると会社によって忙しい時期が違ったり、結婚や出産を経て生活環境が変わったりしていることも多くなっていました。
急な休みなら、なおのことタイミングを合わせて旅に行くのは難しかったのです。
人生の時間には限りがあるから、行きたいところには、行ける時に一人でも行ってみようと思うようになり、旅を決行したのでした。
そうして訪れた台湾の街で、出会った方々の温かさや、早朝の朝ごはん屋さんから夜市の時間まで美味しい食べ物に囲まれて、たくさんの元気をもらって帰りました。
どこか懐かしく、なんとも言えない居心地の良さで、すっかり台湾の虜になり、その後訪れること約30回。
旅をかさねるうち、
「さっきの人はなんて話しかけてくれたんやろう?」
「あれはなんて書いてるんやろう?」
言葉に興味を持つようになり、中国語の教室に通い始めました。
留学を決めたわけ やらなかったと後悔するよりも
教室に通い始めた頃には年齢はアラフォーに達しており、
「留学は若い人達がするものだ」という思いこみもあり留学は考えていませんでした。
しかし、身近に留学した人がいるかたや、自分自身が留学したという人たちと話すうちに、人生一度きり、やらなかった後悔をこの先延々と引きずるよりは、自分で責任取れる範囲でやってみよう、と思うようになりました。
社会人留学の場合、まずは今の仕事を休職か退職の二択になると思います。
私の場合は退職でした。
今までに同業他社への転職経験があったこと、ブランクが何年かあっても比較的復職しやすい職種であることが後押しとなりました。
また、時々ですが中国語圏の方と接する機会もあり、語学力は持っていて損はないスキルだと判断し退職と留学を決めました。
台湾留学 どこに留学するかの決め手になったのは「生活の利便性」
これまで台湾の南部・中部も旅行で訪れたことがあり、それぞれの地域に魅力は感じていました。
ですが私にとっては、留学はもちろん、海外での長期滞在も初めてだったので、交通面・生活面での過ごしやすさから台北を選択しました。
台北市の家賃は確かに高いですが、生活に必要なものが比較的手に入りやすく、体調を崩して病院に行きたいとき・日本の友達が訪ねてきてくれた時など、すべて電車やバスで行ける範囲にあるので、その立地にずいぶん助けられました。
留学する学校選び プラスの多い台湾師範大学へ
語学留学するにあたり、実際に留学した方の体験ブログを片っ端から読み、前もって現地で何校か見学にも行きました。
結果、語学学校としての規模や実績、そして日本語対応がある(最初からいきなり中国語オンリーでは対処できる自信がなかったので…)こともあり「台湾師範大学」の語学センターへの留学を決めました。
師範大学は授業が毎日2時間+選択科目(レギュラーコース)もしくは毎日3時間(インセンティブコース)と選択可能なところ、さらに少人数か大人数での受講かなど、自分のペースに合わせて選べるところが魅力的です。
さらにほぼ毎日通うので、周辺にコンビニや郵便局・食べ物屋さんがあって便利な事や、自習スペース(図書室やパソコン室など)の広さも学校選択の決め手となりました。
他にも大学の敷地内にあるので現地の大学の雰囲気を味わえたり、学食や図書館など一部の施設を語学留学生も使える所や、(私は利用しなかったのですが)有料でジムやプールを利用できたり、学校が言語交換を紹介してくれる(3カ月に一度募集があります)というのも良いところだと思います。
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偶然か必然かYoshikoさんの出会った台湾。語学にも興味を持ち、コツコツ勉強されていたのですね。
留学経験者さんたちの話を聞くうちに年齢にとらわれることなく社会人留学を決めたYoshikoさん。
一度社会に出た社会人だからこそ得るものもたくさんあると思います。意外に社会人留学も多くみられる台湾。1週間程度からと、いろんな形の留学があるので興味のある方はぜひ情報収集を!
次回は長期留学には必須となるビザ関連のことを伝えてもらえるようです。お楽しみに!