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台湾の治安・衛生面を考える 台湾歴20年の私の目線 ③衛生面-食事編

海外旅行を検討するとき、気にかかることのひとつに現地の衛生面があるかと思います。

日本人はおそらく世界の中で自他ともにみとめるきれい好き。

衛生面に対する要求もきっと高いといえるでしょう。

では、お隣台湾を旅行先と考えた際、衛生面はどうでしょうか?

結論から言うと日本と比べてしまうと、ややおおらか。ざっくり。

言葉を選ばないとすれば、日本に比べると注意が必要といえます。

きれい好きの方や日本でも「このお店はちょっと苦手」というところが多い方だと苦労するかもしれません。

ただ、過去台湾で働いていた時、周りも認める偏食できれい好きな同僚が出張でやってきた際は、ちゃんと食事ができていました。(他の国に出張したときはコンビニのポテトチップでしのいだらしい)

そして、台湾ご飯がすきなうちの子も、おなかを壊したことはありません。

日本よりきれいで、気を配っているお店だってあります。

食べる場所と食べるものを選べば安心して楽しめる。

おなかと自分と相談しながら少しずつチャレンジできる。それが台湾だと思います。

台湾の食と衛生、あなたの許容範囲は?

レストランの清潔度は?

 

(こちらは台南の老舗で有名店。とてもきれいです)

店構えがしっかりしていて、店内も清潔なレストランであれば基本的な衛生管理はできているといえるでしょう。

あえてオープンキッチンを作っている鼎泰豊などの名店は、わかりやすく清潔だと思います。

厨房が見えないため判断できないお店ももちろん多いのですが、お店全体がきれいなお店はおそらく厨房もきれいな環境かと。

味付けにもよりますが、子供連れでもお年を召した方でもおすすめできて、ストレス少なく食事できるのはやはりレストラン。

ガイドブックでレストランに分類されているところで興味があるところを選び、さらに気になるなら口コミをチェックすればなお安心でしょう。

体調が悪い人は火がよく通った、できるだけ消化によさそうなものを食べるのがおすすめです。

ちなみにちょっと良い中華屋さんにあるシジミのしょうゆ漬けは、驚くべきおいしさですが、火を通していません。

知人に大当たりした方がいるので、それ以来海外ゲストがいるときは頼まなくなりました。

ローカルな食堂は外から見える範囲で清潔感をチェック!

いろんな形態のお店がありますが、台湾のローカルフードを扱う食堂は、高確率でお店の入り口に調理スペースがあります。

調理場を横目で見ながら店内に入るイメージです。(奥にも調理スペースがあるお店もあります。)

常に外と接していることに不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、衛生的かどうか判断しやすいので個人的には悪くないシステムだと思います。

お店が明らかに薄汚れているな、というところは日本人は避けておいたほうが正解だと思います。

人がたくさんいて、お店の2軒隣にそのお店の飲食スペースその2がある、というような不自然な増え方で営業しているお店は99パーセント名店ですので興味があればぜひチャレンジを!

中にはみんなが嫌いなあの虫が、普通に歩いている中で食べたご飯が一番おいしかったという強者もいますが、お勧めはできません。

(この個人的に好きな牛肉麺やさん。このお店は比較的キレイだと思います。)

屋台やナイトマーケットの食事は大丈夫ですか問題。

 

屋台台湾のグルメといえば夜市(ナイトマーケット)や屋台を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ナイトマーケットは屋内(場合によっては半屋外)の簡易のフードコートであったり、屋台が軒を連ねて魅力的な食べ物を作っているところなど、場所によってさまざまな形態で営業しています。

屋台グルメを楽しんでみたいけれど、衛生面で不安、という方は日本のお祭りの屋台料理が食べられるか考えてみてください。

日本でも屋台料理はちょっと…と思う方は台湾でも屋台でのお食事は控えた方がいいでしょう。

不安を感じながら屋台料理を食べなくても、台湾にはそのほかにもおいしいものがたくさんあります。くれぐれも無理はなさらず。

頑張れるかも、という人はまずは行列のある屋台に並ぶ、もしくはお目当てのお店の床や作業スペース、揚げ物系なら油の色などを目視でチェックして許容範囲ならチャレンジがおすすめです。

どちらにしても念のためナマモノやそれに準じるものは避けることをお勧めします。

カットされたフルーツなどもできれば、実の状態で購入しホテルや施設でむくなどして食べる方がおすすめです。

※2019年の情報ですが、台湾南部の夜市や果物屋さんなどで抜き取り検査をした結果半数近くから基準値を超える大腸菌が検出されています。

スイーツやタピオカ系ドリンクは?

台湾といえばマンゴーかき氷。そのほかにも触感も見た目も楽しくおいしい氷系スイーツもたくさんあります。

だいぶ落ち着いたとはいえお客さんでにぎわうタピオカミルクティーのお店もどんどん人気店が生まれています。

このあたりのスイーツやドリンクについても少し注意は必要かと思います。

台湾かき氷(氷賛のかき氷。ここはかなりのこだわりを持ったかき氷屋さんです)

実は20年ほど前、私が初めて台湾に旅行に行くとき、台湾に長く住んでいた先生には「氷は食べてはいけない」と言われました。

こっそり食べて結果として問題なかったのですが、昔は氷から基準値を超える大腸菌が検出されることも多かったようです。

年を経るごとにそういうお店は減ってきている気がしますが、それでも抜き取り調査を行うと毎年必ずと言っていいほど、どこかしらの有名店が基準値越えで報道されている印象。

全く問題ありませんとは言いにくい状況です。ただ、同様の調査をすると、日本でも基準値越えのお店が見つかることも多く、台湾だけが特別悪いともいえないということも合わせて付け加えておきます。

今のところ、周りで氷が原因でおなかを壊したという話を聞いたことはありません。

その他コンビニ・パン屋さん・ケーキ屋さんなどなど

コンビニエンスストアの食べ物は基本的に日本と同じような流通ものと並べられています。衛生面では安心できる選択肢の一つ。

そしておいしいパン屋やケーキ屋も増えてきた台湾。こちらも選ぶときはお店がきれいかを一つの判断基準とすることをお勧めします。

まとめ・台湾で注意すべき「食」に関することは実はとてもシンプル。

日本よりはちょっとだけおおらかなお店が多いということを念頭に置いてあとは自分の許容範囲との相談。これにつきます。

ちなみに個人的には20年前、10年前と比べると心配に関するような環境のお店もどんどん減っているような気がします。

お腹が弱い方はナマモノは食べない/避けるように勧める。

きれい好きな方、おなかが弱い方はしっかりとしたレストランをメインにご飯を食べる

屋台料理を買う時は油の色や屋台自体の衛生状態を目視チェックしてから。

ローカルなお店は調理スペース衛生的かチェックしてから入る。

上記を徹底すればいろいろな台湾グルメが楽しめると思います。

食べ過ぎでおなかが痛い、ということだけ気を付けて1品でも多くのおいしいグルメを楽しんでくださいね!

 

  • この記事を書いた人
うえのあきこ

うえのあきこ

合同会社Akushu代表 / hanamikoji (台湾シューズ) 日本スタッフ 台湾とつなぐ、つながる人やモノコトを増やしていきたいと活動中。 台湾とかかわってもうすぐ20年。ゆるく深く台湾好きです。

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