台湾・高雄の中山大学へ3か月間語学留学していた内山さん。
前回は留学を決めたわけ、学校選び・お部屋選びについてまとめてくれました。
今回は、気になる留学中の1日のスケジュールを紹介いただきます。
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留学生活の行動範囲は意外に狭い?
台湾留学中は、朝から語学学校へ行っていたため、規則正しい生活を送っていました。
学校とシェアハウスの往復だけにならないように、外に好きな場所を見つけたこと、そして夜に少しシェアハウスオーナーのお手伝いをさせていただいてたので、メリハリのある生活ができました。
留学中は主に、シェアハウスのある美麗島、学校のある西子湾、高雄市立図書館のある三多商圏という、地図で見ると案外狭いエリアで生活していました。
それでもやぱり異国の地。
なんでもない風景を毎日見られることも楽しんでいました。
高雄留学・一日のスケジュール
留学中の一日は、こんな感じ。
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7時 起床
8時30分 地下鉄で西子湾へ
通学時間は、教科書の音声を聞きながら。
授業は予習ありきで進むため、とにかく聞くだけでも聞いておく!という意気込みで。
(よく通っていた、学校の近くの朝食ファストフードのJSP。シンプルにおいしい。)
朝ごはんは学校の近くで買って、教室で食べていました。
台湾南部にしかないファストフードチェーン丹丹漢堡(ダンダンハンバオ)のモーニングセットや、飯糰(ファントゥァン・台湾おにぎり)が朝の定番。
コンビニのホットドッグもよく食べていました。
「授業中も朝ごはんを食べてていい」と先生に言われていましたが、わたしは食べきれなかったときは授業前に片付けてました。
9時 授業スタート!
3時間お勉強
久しぶりの学生生活。3時間も耐えられるかな、と不安でしたが、始まってみるとあっという間!
中山大學では、月水金が文法、火木が会話の授業と分けられていました。
なかなか理解できなくて、うまく発音できなくて、しんどい日もあったけど、文法クラス、会話クラス、どちらも良い先生と楽しいクラスメイトたちでした。
(休憩時間、海を眺めて過ごすこともできます。最高!)
12時 授業終了。昼食
3時間もお勉強すると、お腹が減ります!
昼食はときにはクラスメイトと、ときには一人で。
学校内の食堂、学校近くの飲食店、家の近く、図書館の近く…お昼は選択肢が多くて、悩んで悩んで気がつくと13時くらいになっていることもありました。
(一番のお気に入りだった、学校近くの江西麻醬館の麻醬麵。)
14時 図書館でその日の復習、宿題、予習。
高雄市立図書館が好きで、よくおとずれていました。
自習できる席も多く、外に向いてる席に座って、ときには海を見たり、鳥を見たり。
無料Wi-Fiもあって、アプリで台湾のラジオを聞きながら宿題していました。
中国語で書かれた本は、流石にまだ読めないけど、特集コーナーの本を見るのは楽しいひとときでした。
この図書館の向かいには、ビルとビルに挟まれた飲食店街があり、ザ・台湾のおばちゃんな人がいて、私の中国語もちゃんと聞いてくれて、台湾生活で一番といってよいくらい大好きな場所でした。
18時 帰宅。夕食
高雄に行く前は、毎晩夜市で夕食選び!という日々を想像していましたが、実際は夕方にはもうクタクタで、早く家に帰りたくなっていました。
そのためシェアハウスにはわざわざ外に買いに出なくても良いように、袋麺と、外ではなかなか食べられないパスタも常備していました。
とはいえ、元気な日は夜市に繰り出したり、美麗島周辺のグルメを満喫(?)しましたよ。
20時 洗濯物のお手伝い
私の滞在していたシェアハウスのオーナーは「ゲストハウスあひる家」のオーナー。
入居して2ヶ月目からは、ゲストハウスの洗濯物をお手伝いしていました。
洗濯物を干すのは屋上。
屋上は風が気持ちよく、夜予定がないときは、勉強以外することがないのも少し退屈だったので、良い気分転換になってました。
このときもイヤホンして教科書の音声聞いてました。
地下鉄や図書館と違って、声が出せるので、音声を真似したりしてブツブツ言いながら洗濯物干してました。
21時20分 ゴミ捨て
これは学校の寮に入ってたら経験できなかったこと!
台湾では、水曜日と日曜日以外の毎日同じ時間にゴミ収集車が回って来ます。
日本なら、ゴミは家の前やマンションのゴミ置き場に置いておけば持っていってくれますが、台湾では各自でゴミ収集車に直接投げ込みます。
そのため、シェアハウスのゴミが溜まってきてたら、時間と曜日を合わせてゴミを持って外へ出て行かなければなりません。
この作業もわたしにとっては一日の時間の区切りになっていて良かったことのひとつです。
22時 シャワーを浴びて寝る準備
寝る前の少しの時間も、中国語の教科書を開いていました。
実は、ある日の授業で「教科書を読むと眠くなる」というクラスメイトに対して、先生が「いいじゃない!寝る前に読めばよく眠れるよ」と冗談ぽく言ったことがあって。
それいいね、と思い、以来、「寝る前に教科書」が習慣化していました。
23時 おやすみなさい
滞在中はだいたいこんな感じの一日を過ごしていました。
外に出て、お店の人と中国語で会話ができるようになったり、
日本語が通じないクラスメイトと中国語で会話したり、
常に中国語を使う環境だから、少しでも勉強しようと一生懸命でした。
3ヶ月は、あっという間。
でも、しっかり中国語力も上がる!と自信をもって言えます。
もし、これからだれかに留学にお勧めな台湾の都市を聞かれれば、私にとってはもう第二の故郷「高雄」をオススメしますが(笑)、台湾への留学を考えている方は、どんな街で暮らしたいか妄想しながら学校選びしてみてくださいね。
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台湾・高雄短期留学ー台湾・高雄で暮らしてきました ①
はじめまして。内山と申します。 私は2019年の9月から3ヶ月間、台湾・高雄にある国立中山大學の華語中心(語学センター) ...
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