コラム

社会人の台湾留学体験記2 留学準備編 入学申請・VISA申請・その他準備

こんにちは。
前回は私、Yoshikoが台湾と出会ったきっかけと留学にいたった経緯をお伝えしました。

今回は私がおこなった留学準備のうち、

  • 学校への入学申請
  • ビザの申請
  • その他日本でやっておいたこと

の3つについてご紹介します。

台湾師範大学語学教学センターへの入学申請について

台湾師範大学国語教学センターのホームページは日本語での説明もあるのでわかりやすく、必要書類はホームページを見れば自分で用意して郵送できました。

語学学校によってはホームページ上の案内が英語と中文のみのところもあるようですので、言葉に不安がある場合は、留学エージェントを使うのも良いと思います。

申請して数週間後、学校から入学許可書が送られてきます。

入学許可証

ウェブ上の納付システムにログインし、入学許可証に記載されている臨時番号とクレジットカードを使って、オンライン決済で学費を支払います。

ここまでが日本でやっておく準備です。

中国語学習経験者の場合はクラス分けテストを受けるのですが、こちらは事前にオンラインでも、私達の時は台湾に来てからの登録日に学校のパソコンで受けることも出来ました。

※留学エージェントとは、留学の手続きから滞在中住む部屋の手配なども対応してくれる業者のことです。

他に日本の中国語教室のなかには、教室の学生向けに提携校への留学手続きを代行してくれたりするケースもあるようです。

長期滞在では必須!ビザ(VISA)の準備について

台湾の場合、90日以上の滞在にはビザが必要な事は知っていたのですが、まず自分の場合はどのビザが必要なのか、留学エージェントの説明会を聞きに行った時に、ビザの種類についてのご説明もあり、こちらで確認できました。

私の場合は1年の長期留学の予定かつワーホリの対象年齢ではなかったので、停留ビザを申請する必要がありました。

ビザの申請は日本にある台湾の出先機関で行う必要があります。

私は、台北駐大阪経済文化弁事処のホームページを見て留学用VISA(語学研修査証)に必要なものをそろえました。

その後、居住地の管轄である、台北駐大阪経済文化弁事処にて申請を行いました。

VISA画像

 

※居住地ごとに管轄が異なり、管轄の弁事処または代表処、分処での申請が必要です。
注意事項や申請後、VISA受け取りにかかる日数などはホームページに記載されています。

台北駐大阪経済文化弁事処のVISA申請に関するページ

台北駐日経済文化代表処のVISA申請に関するページ

台湾留学に出る前に日本で行った諸手続きについて

留学に際して日本で行ったのは、保険、税金・年金のこと、予防接種、現地で使うお金…大体これくらいでしょうか。

保険

保険はいざという時キャッシュレスで受診できる留学保険をかけていきました。

台湾での生活が始まると気候や環境の違いで思いの外体調を崩したので、入っておいて本当に良かったです。

税金・年金について

税金・年金については、私は市役所に海外転出届を出して、留学期間中の住民税・国民健康保険料・国民年金の支払いを免除してもらう制度を使いました。

(こちらに関しては、国保に加入、年金の支払いも継続できる選択肢もあるようなのでお住まいの市町村で確認されるのが良いかと思います)

予防接種について

海外長期滞在時、厚生労働省はA型肝炎・B型肝炎・破傷風・(主要都市以外へ長期滞在する場合)日本脳炎の予防接種を行うことを推奨しています。

A型肝炎・B型肝炎は約半年かけて合計3回接種する必要がありますので、接種を考えておられるなら留学が決まった時点で早めに計画を立てておく方が良いです。

他には、厚生労働省推奨ではないのですが、半年以上の長期留学で居留証を取る事を考えている方は、麻疹・風疹の予防接種の接種履歴も確認しておかれた方が良いと思います。

なぜかというと居留証を申請する時に健康診断を受けるのですが、その時の検査項目に麻疹・風疹の抗体の有無も含まれているためです。

抗体が陰性の場合、台湾現地で予防接種を受ける必要があるそうです。

※居留証とはー簡単に言うと外国人の居留の許可を証明するものです。台湾における身分証明。特別な場合をのぞき一定期間在住の後に申請します。
長期留学で台湾外にでると台湾に戻る際に航空会社などから提示を求められることもあります。

お金関係

現地で使うお金については、現金での支払いが必要なお店も少なくないので、クレジットカードだけで長期滞在を乗り切るのは難しいです。

ある程度まとまった額の現金を持ち込んで(1万USドル相当以上のまとまったお金を持ち込む場合は、出入国時に税関へ申告する必要がありますのでご注意を)現地の口座に入れておく方法以外に、急な出費に備えて日本の口座から台湾ドルで引き出せる方法もあると心強いです。

私は日本の銀行のデビットカード(海外のATMで現地通貨引き出し可能なもの)を作っていきました。

引き出し時に手数料はかかりますが、日本からあまり大金を持ち歩きたくない時にもあると便利です。

次回は、日本から持って行って良かったものを紹介したいと思います。

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Akushu

Akushuが留学していた時と比べるといろいろ事情が異なっているようで驚きました!
オンラインで学費を払うとは!今っぽいです。

税金・年金などは社会人ならではの気になるポイントですね。ためになりました。

ビザ申請の条件は、申請先によって若干条件が異なるようですので、ご自身の管轄の代表処、弁事処、分処のページを確認していただくのがいいかと思います。遠方の方はわからないことは事前に窓口に問い合わせをされることをお勧めします。

 

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