みなさんこんにちは!現在台湾師範大学で語学留学をしているtomoです。
今回のコラムでは、無事に1週間の隔離生活を終え(※1)、大学へオリエンテーションに行ってきた時のことについてお話ししたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!
隔離ホテルからの解放。サービスアパートメントへ
台湾到着から8日目、ついに隔離ホテルを後にして待ちに待った外の世界へ!
少し暑さは和らいでいるとの話でしたが、やっぱり日本と比べて暑い!日差しも強い!!これこそ台湾!(笑)という感じで、家探しの間に宿泊するサービスアパートメントへ。
隔離ホテルからもすぐ近く、台北駅の目の前!という好立地のマンションです。
暑かったけど、歩いてマンションまで移動。荷物も多かったので、2回に分けて移動しました。
私がホテルを出て次に滞在したのは、日光拾玖というサービスアパートメント。
ホテル仕様の部屋もありますが、私が滞在した部屋はマンションの一室タイプ。
最低限必要な家具やアメニティもあり、共用キッチン、ラウンジやランドリーもあるので便利でした。
そして、1階には私の大好きな台湾のコーヒーチェーン店、LOUISA COFFEEも!チェックインを済ませてさっそく至福の一杯(笑)。
いよいよ3年ぶりの師範大学へ!!
ついに学生登録のため大学へ行く日がやってきました!
師範大学の社会人向け短期プログラムに参加したことがあった私。
この日、実に約3年ぶりに大学を訪れました。
周囲のお店は少し変わっていたけれど、学校はほとんど変わっていない!懐かしい気持ちが込み上げてきました。
本来であれば、クラス分けテストも学校へ行って受験しますが、この時はコロナ禍ということもあり、事前にオンラインでの受験。
この日はその結果をもとに先生と面談をして最終的にクラスを決定する日でした。
久しぶりの中国語での会話…ドキドキです。
正直、全然聞き取れず焦ったけれど(何度も聞き返しました…笑)、優しい先生が時間をかけて私の話を聞いてくださいました。
ここ(テキストを指して)までは勉強したこと、ただし独学なので、文法はほとんど理解していないこと、ある程度基本から勉強したいことは伝えられ安心…。
テキスト1冊目の後半からスタートするクラスの受講が決まりました。
憧れ!?の学生証をゲット・・・!
先生との面談を済ませた後は、学生証の発行手続きです。
学生証には何と台湾の交通ICカード、遊悠卡がついています!
これを使えば、市内のMRTやバスが学割料金で利用できるのと、キャンパス内のお店やコンビニ、また近隣の指定店で割引となるのでとっても便利!!
師範大学では、語学留学生も適用されています。
使う機会も多いので、私はこうしてカードホルダーに入れて、鍵と一緒に持ち歩いています!
オリエンテーションで規模の大きさを実感
面談の翌日は新入生オリエンテーションが開催されました。
オリエンテーションは複数回開催されていますが、やはり大規模大学!
コロナ禍でも700人近い学生がいるとのことで、この日集まった新入生の多さに私も驚きでした。
オリエンテーションでは、学期の流れや受講にあたっての注意事項、そしてビザ更新についての説明など盛りだくさん。
会の終盤には、学生ボランティアさんによる質疑応答や施設見学の時間も設けられ、学校生活で必要となる設備や、授業の様子などを聞くことができました。
私が参加した時は、中国語、英語、日本語、韓国語での案内をしていたと記憶しています。
ビザの種類は複数ありますが、語学留学ビザでの滞在の場合は、月ごとに必要な授業時間数が定められています。
1日2時間のクラスを選択した私は、通常の授業の他に、選択授業や自習、ボランティアで必要時間数に達するようにする必要があります。
こうした時間の記録の仕方や選択授業の受け方など、気になることも質問できました。
話を聞いていると、結構やることが多くて大変そうなイメージ(笑)。
ちょっぴり不安になってきました。
テキスト購入で思わぬハプニング!
施設見学が終わると、テキストを購入して今日は終了とのことで、さっそく購入に。
新学期開始数日は、学校提携(!?)の書店、師大書苑 が語学センターのロビーでテキスト販売をしているそうです。
私は普段、iPadを使用して勉強しているの電子書籍を購入したいと思い、お店の人に聞いてみたのですが…「僕たちじゃ分からないから、大学のスタッフさんに聞いて」とのこと。
ところがスタッフさんに聞いてみたら、「書店の人に聞いて」と…。
これ以上聞く語学力と気力がなかったので(泣)、日本人のボランティアさんに聞いてみると、「先生に聞いてみればもしかしたら分かるかもしれない」とのことでした。
もう明日から授業が始まるし、私は朝イチの授業をとっていたので、とりあえず今回は紙の書籍を購入することに。
紙のテキスト重いので、電子書籍がよかったなぁ…。
しかし、後日先生に聞いたり、テキストを発行している部署にメールで問い合わせしてみた結果…。
私たちが購入したテキストは新版で、まだ電子版がないんだとか!!!
次の本から電子書籍にと期待していたのですが、思わぬ結果になりました。
ただ、テキストの練習問題の宿題もあって、先生にテキストごと提出することもあるので、結果的には紙版で良かったのかも…と思うことにしました(笑)。
おまけ:師大書苑は台湾華語学習者の聖地!!!
テキスト販売をしている師大書苑ですが、師範大学のすぐ近くに実店舗があり、誰でも入店・購入可能な店舗なのです!
以前師大にド短期留学をしていた頃の先生が教えてくれて、当時のクラスメイトでテキストを買いに行ったりしていました。
師大で使用しているテキストはもちろん、さまざまな種類の華語テキストやTOCFL(華語文能力測験)の公式過去問題集など売っていて、かなりの充実度。
そしてここには日本語で解説された華語テキスト、「漢語大師」もありますよ。
それまでは誠品書店(台湾でメジャーな書店チェーン)で探したりしていましたが、ここを知ってからは定期的にパトロール(笑)していました。
コロナ直前に行った時は、「まだ早いかなぁ」と思いつつも、「今回は持って帰る荷物少ないし」と思って購入した、TOCFL対策の問題集が、コロナ禍の日本での学習に役立ちました!
台湾華語を勉強している方、勉強してみようかなと思っている方にぜひ訪れてほしいスポットです!
※1 tomoさんが台湾に渡航したのは2022年8月のこと。当時はまだ台湾入りから1週間の隔離が義務付けられていました。