みなさんこんにちは!現在台湾師範大学で語学留学をしているtomoです。
台湾留学日記第2回目の今回は、台湾入国までにおこなった留学手続きについてお話ししたいと思います。
コロナ禍真っ只中ということもあり、少し通常と異なる部分もありますが、良かったら参考にしてみてください!
学校選びのポイント
本題に入る前に、私が学校選びをした時のことについて少しお話ししましょう。
留学先はざっくりと以下をポイントにして絞り込みました。
✔︎エリア
✔︎金額
✔︎授業の内容
私の場合、語学留学だけではなく、ゆくゆくは台湾で働いてみたいという気持ちがあったので、エリアは台北で考えていました。
コストを考えると台北以外の都市も検討して良いかと思います。
そして、台北市内にある5校(台湾師範大学、台湾大学、台北教育大学、銘傳大学、輔仁大学)を比較し、最終的には以前短期プログラムに参加したことがあった台湾師範大学(師大)に決めました。
短期留学していたこと以外にも、補助クラスやボランティアが充実していたこと、多くの教材を出していること、規模が大きく、施設面も充実している点が決め手になりました。
各大学の語学学校の授業内容などはホームページやSNSを見て確認しました。
日本語版がないところがほとんどですが、翻訳ツールを駆使したり、通っている方のブログやSNS、動画などを参考にしました。
『◯◯大学 語学中心』で検索するとヒットしたりします。
最近はYou Tubeで発信する方もかなり増えましたね。
動画はイメージもしやすいので、よく見ていました!(あとは留学でなくても、隔離生活のVlogなんかも参考にしていました!)
入学手続き&ビザ申請
タイトルからお察しの通り(笑)、私はワーキングホリデービザを申請できる年齢ではないので、語学留学の停留ビザを取得して入国することになります。
コロナ禍ということもあり、私が申請した時は通常と異なり、様々な制限がありました。
通常と異なった点は・・・
✔︎半年以上の留学でないと、ビザが発給されない。
✔︎発給する停留ビザは、シングルビザ(一度出国すると失効となる)のみ。
✔︎台北駐日経済代文化表処(大使館に相当)窓口へのビザ申請は事前予約制。
✔︎ビザが発給されても、台湾の教育部(文部科学省に相当)から特別入境許可書が出ないと出国できない。
✔︎出国のタイミングも、大学や教育部の指定する期間となること。
こんな感じで、なかなか自分の意志では動きにくい状況…。
しかし、コロナが流行しているタイミングであっても門戸を開いてくれた台湾政府に感謝しつつ、しっかりと指示に従って準備を進めていきました。
基本的に手続きはメールでのやり取りやフォームへの入力が中心。
日本語で質問すると、日本語で返事は来ますが、語学学校からの基本的なメールや資料の中身は英語や中国語です。
使われているのは分かりやすい表現の英語や中国語なので助かりました。
やりとりの都度、翻訳アプリで確認して理解に漏れがないようにします。ポイントは、中国語、英語の両方を翻訳することです!
意外と訳がおかしかったりするので…(笑)
①師大への入学申請→入学許可書受け取り
大学のアナウンスを参考に、こちらの内容と同じ項目をオンライン申請フォームから入力します。
この時、大学の卒業証明書や残高証明書等が必要になりますので、余裕を持って準備しておきましょう。
下記②ビザ申請時にも残高証明書は原本が必要になります。
もしオンライン申請ではなく郵送での申請を行う場合は、ビザの申請時期を確認の上(ビザ申請時は、3ヶ月前までの発行の物に限るので)必要に応じて複数準備しておくと良いです!
最新の申請方法は、師範大学のサイトでご確認ください。
※日本語版だと情報が古いこともあるので、中文表記にして確認することをオススメします!
②停留ビザ(語学留学)申請⇒ビザ受け取り
台北駐日経済文化代表処の停留ビザ申請のページから申請に必要な書類や申請方法などを確認して、申請します。
私の時は申請書もオンライン入力→プリントして管轄の代表処へ持参でした。
この段階で注意が必要な書類は、残高証明書と学習計画書です。余裕を持って準備をしておきましょう。
ビザ受領後の手続き
③ 変更可能な航空券購入、隔離ホテル等手配(ビザがおりた後)
航空券を手配します。大学からの指示で、万が一に備え変更可能なチケットを購入します。
この時は、往復チケットでないと不可ということはありませんでした。
隔離ホテルは基本的に大学が手配しますが、私は事前に確認して許可を得て、自分で手配しました。
④ 指定のオンラインフォームより学費振込
⑤航空券購入完了報告フォーム入力(特別入境許可申請)
⑥オンラインテスト受験
④⑤⑥については、大学からメールで指示があるので、それに沿って進めます。
クラス分けテストもオンラインで受験しました。ここでの結果をもとに、台湾入国後、大学へ行った際に先生と面談をして、最終的にクラスが確定します。
⑦特別入境許可書受け取り
⑤までの手続きを期日までに完了すると、大体2週間後くらいにメールで特別入境許可書(PDF)が届きました。
出発まで結構ギリギリで不安でしたが、予告されていたスケジュール通りに届きました。
この許可書と大学発行の入学許可書は原本提示も必要になるので、何枚かカラーでプリントアウトしておくと便利です。
⑧入境(国)のためのフォーム入力
入国2日前から空港でのチェックインまでの間に、入境フォームに入力します。
空港のチェックインカウンターで提示が必要となるので、忘れずに済ませておきます。
※台湾入国後、SIMカードを購入して台湾の携帯番号を入手したら、このフォームの連絡先の部分を台湾の携帯番号に変更するという流れです。(これでSMSで、隔離中の健康報告等のやり取りができるようになります)
師範大学の場合、具体的な台湾入国日が決まると、同じ入国日の人と大学のスタッフさんとのグループLINEが作成され、そこでやり取りをしていきます。私と同じ日に入国したのは総勢90名近く!!
もちろん世界各国から留学生が来ますので、乗り継ぎや時差の関係から、入国2日前くらいから私のLINEの未読数はとんでもない件数になっていました(笑)
意外な落とし穴!?!?
これらの手続きの中で私が一番焦ったのが、隔離ホテルの予約時にクレジットカードが使えなかったこと!!(笑)
実は私、「少しでも節約を」と思い、事前に大学に確認して許可をもらった上で、隔離ホテルを自分で手配したんです。
一時帰国して台湾に再入国した方や、ビジネスで訪れている方のSNS情報を元に、比較的手頃な値段かつご飯が美味しそうなところ(これ、意外に重要でした!!)をピックアップ。
隔離ホテルの予約サイトから予約したのですが...。
決済後、カード会社から「不正な取引とみなされたため取引を停止しました」といったショートメールが!!!深夜に凍りつく私(笑)。
時間も時間だし、残りの部屋数も少なかったので、まずは別の予約サイトで再チャレンジ。そしたら無事に決済ができました!!
なぜだったんだろう。取引の実績があまりないからとかで弾かれたのでしょうか!?!?
結局理由はわからずでしたが、何とか宿を確保できて一安心。
この事件をきっかけに、万が一、台湾でカードが使えなかった時、ショートメールが届くように日本の携帯番号を残すことを考え始めたのでした。
バタバタでどっと疲れた入国初日
予約した便は午後の便でしたが、チェックインに時間がかかると思い、何より久しぶりの海外なので心配で(笑)早めに成田空港へ。
少し人が戻っていると聞いていましたが、やはりまだまだかつてのような賑わいはなかったです。
チェックインや荷物の超過料金の支払いも無事に済ませ、見送りに来てくれた友人たちとお茶をして、いよいよ台湾へ!!!
寂しさとワクワクと不安といった、いろんな感情が次から次へと押し寄せてきて、何が何だかわからない状態で(笑)あっという間に桃園空港へ。
飛行機を降り立った時は感慨深いものがありましたが、到着早々、さまざまな手順が私たちを待ち受けており、ホテルに着くまでもうバタバタ・・・(笑)
タクシーから見えた夕陽がとっても綺麗だったことは今でもよく覚えています。
台湾が『歡迎歡迎!』と出迎えてくれているようで、とっても嬉しかったですね。
ホテルに着いて、部屋に置かれた記念すべき初めての“隔離飯”は、大好きな港式燒臘で、しかもまだ少し暖かかったことに嬉しさもひとしおでした!
参考