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【 インタビュー】hanamikoji - 花見小路 -日常に寄り添うシューズづくりを

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【 インタビュー】hanamikoji - 花見小路 -日常に寄り添うシューズづくりを

 台南×京都の素敵な出会い

 古都京都との出会いから生まれた台南発のシューズ「花見小路」

―ブランド名の由来、どうして「花見小路」という名前にしたのかを教えてください。

私たちが初めて京都を訪れたのは 2013年です。女子ふたり、お休みをいただいて京都へ個人旅行に出かけました。そのとき、私たちは本当にいろんなところに足をのばしましたが、ガイドブックには書かれていない方法でも旅を楽しみました。

例えば私たちはそのとき京都にだけ滞在し、四条通の八坂神社のそばに宿をとりました。その宿の部屋からは花見小路を眺めることができました。

毎日四条通付近をてくてくと歩いて、自分たちの足と目で京都にふれていきました。碁盤目状の道、毎朝8時にお店を開けるおじいさん、市場の中のいろんな香り、地元の人々が行く居酒屋での食事・・・。

範囲を絞った旅行の良さは毎日同じところを通ること。旅行が終わるまでに少なくとも 4~5回は往復した花見小路は、なんだかすごく見知ったところだと錯覚するほどでした。振り返ってみるとちょっとしつこい(笑)楽しみ方ですが、とても印象に残っています。

その後、台湾に戻ってからも京都への思いは残りました。京都に行き、わたしたちはお互いに台南と京都は似ているところがあると感じたのです。 日本の京都、台湾の台南。ふたつのまちは古都として知られていて、同じように時間を積み重ねていく中で、自然に文化の香るバックボーンと人情味あふれる街をはぐくんでいったのだと思います。 私たちはこの出会いを活かして、私たちなりのやり方で台湾の人々に京都で感じたことを伝えていきたいと思いました。それが花見小路誕生のきっかけです。

―ブランド「花見小路」はいつ誕生したのでしょうか?

京都から戻って間もなく、今作っているような靴のデザインを始めました。でも、ブランドの正式な設立は2014年の元旦と言えるのではないでしょうか。ここは台湾と日本のちょっと違うところで、日本は元旦は新年の開始でお正月の雰囲気が街にあふれてると思うんですけれど、台湾にとってはちょっとした祝日くらいの感覚なんですよね。

次の日から普通に仕事もありますし。私たちは何人かの仲間と仕事場で、この新しいブランドを立ち上げる決意をしました。私たちが好きなデザインで、私たちが本当に伝えていきたいと思うような商品を作ろう!と。ちょっと新年の願掛けみたいになっていますね。笑

―花見小路というブランドを創設するにあたって嬉しかったこと、つらかったことなど教えてください。

一番苦しくて一番楽しかったのは、私たちがシューズを作り上げる際におこなった細かな努力だと思います。「花見小路」が目指したのは普通のフラットシューズではなくて、「あなたと旅行に出かけられるフラットシューズ」です。その目標を実現するために私たちはもっと足にフィットする中敷きにできないか、もっと私たちアジアの人にあう靴の形はないか、もっと楽で、でも上品な靴にできないかなど、試作を重ねながら少しずつ調整していきました。こんな舞台裏の取り組みが、しっかりとした商品の基礎になっていると思います。

私たちは、お客さまにデザインが優れたシューズをお届けするだけでは満足できません。履いただけでその履き心地の良さが分かる、そんなシューズをお届けしたいのです。シューズをはいた女性たちが更に勇気をもって前に一歩踏み出せるように。もっと自由になれるように。日常の中でもっとリラックスできるように。

このシューズはきっとお客様の日常に寄り添うシューズになれるはずです。その履き心地は、履いた方にこころ休まる時間と、前へ進む小さな勇気をプラスしてくれるはず。そう思っています。 私たちがコンセプトとしている「日常に寄り添うシューズ」 になりたい。シンプルな想いであればあるほど、私たちはそれに全力を尽くすことができるのだと思います。

―花見小路のある台南のオススメスポットを教えて下さい。

台南は台湾グルメの聖地です。これは台湾の人々にとっての共通認識だと思います。それ以外にも台南はいろんなところが観光スポットだといえます。ぜひみなさんも台南にいらしてご自分の目で台南の良さに触れてみてくださいね。

私たちの生活の中でどんな風景が見えるのかも紹介させてください。 真っ赤な花の美しい鳳凰木の並木道をゆくと、吹き抜けていく風まで真っ赤に染まったような美しさで、自転車がリズミカルに音を立てながら行き交っていて、 くねくねと曲がりくねった小さな路地の民家はほとんどが2階建ての低い建物ばかり。お隣さんたちも、もう何代も前からそこに住んでいる、まさに「家族のようなお付き合い」をしています。

赤く塗られた鉄門、緑色のソファ、かわいいの格子の窓…小さなころから慣れ親しんだ風景がそこにはあります。 路地から大通りに出てしばらく行くとロータリーがあっていつもにぎやか。 台南の人々のさばさばしていて、出かけるのが大好きで、人情味にあふれているのが垣間見れる象徴的なところです。 路地の中にはまた違った趣がありますよ。小吃(シャオチー/軽食のこと)のお店も軒を連ねていて、それぞれ古くからの秘伝の味でみなさんをお出迎えしてくれますよ。台南をのんびりと自由に楽しんでください!

 

※台南1日旅行のおススメのスポットも紹介していただきました。

台湾鉄道・台南駅から中山路を進んでいくと、台南で50年の歴史を持つ『合成帆布という帆布屋さんがあります。ショッピングを楽しんだら、東の方に進んでいきます。ちょっと寄り道して青年路の『東菜市場を見てみるのもいいと思います。市場の中の『美鳳油飯』(台湾のおこわ)はとってもおいしいですよ。喉が乾いたら『奉茶』のタピオカミルクティを試してみてください。『民生緑園』では日本統治時代に建てられた建物(現在の台湾文学館)を見学することができます。それに、過去デパートとして使用されていた建物をリノベーションした『林百貨』もありますよ!

―日本の皆様に一言お願いします。

今回、Akushuからのお誘いで花見小路は日本の皆さんに紹介していただけるチャンスを得ました。

Akushuも、そして私たち花見小路も「台湾のひとと日本のひとをもっともっと仲良しにしたい」という共通の想いを持っています。

「しっかり仕事をするだけでなく、もっとしっかりと毎日を過ごしていく!」それが大切。一歩の歩み、毎日の生活、そして旅行のときにも冷静に自分を見つめる時間が持てること、そして私たちのシューズがあなたと一緒に歩いて行けることを心から願っています!

※このインタビューは2015年に掲載したものを内容や写真など一部加筆訂正し再掲載しております。

追記:2020年6月現在 Akushuはhanamikojiと正式なパートナーとして活動しています。Akushuをきっかけに始まったわたしたちの関係は多くの時間を共有する中で確固たるものになってきたと思います。
これからもシューズを日本のみなさんに知っていただけるよう台湾・日本力を合わせてがんばってまいります。応援いただけたら嬉しいです。

-インタビュー
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